作詞:高橋國光
作曲:cinema staff/高橋國光
だれも傷つくことなく、もう惑うことなく
おとぎ話の結末と地図にいまバツをした
らせんのほとり這って進む、景色と色は匂えど
辞書からこぼれ落ちた慈愛という言葉を
食べては吐いてを繰り返していく、心臓食い破るほど
思い出と生きられるまで!
ひだまりの坂、色は凪ぎ、振り返るきみが
泣き出した頃、この歌はノイズになっているよ
むせ返るような斜陽の香りが届くまでは
いつでも微笑みを
きみのにせものを見た、三月の通りで
木蓮の花を見ていた、大きなおなかを抱え
何も知らずに通り過ぎた。
それだけでいたいいよ! なぜだろう?
季節は連なって崩れていく、ドミノが倒れていくように
塗り絵と変わらない暮らしを貼り付けた
笑われるほどの愛情をにせもののきみに届けよう
思い出が擦り切れるまで!
惑う足で、何を見て、何を愛すのだろう
四季が凪いだら、それすらもノイズに変わるよ
取り留めのないきみの記憶が尽きるまでの
永遠、微笑みだけを
むせ返るような斜陽のなか
いつも笑っていて
どうか笑っていて
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