歌:加藤登紀子
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
庭に植えた檸檬の木が 少し大きくなって
春の風に誘われて 白い花を咲かせた
いつの間に時が過ぎて いくつ春を数えたのか
思い出だけがいつまでも 木漏れ日にゆれている
忘れないあの夏の日 二人で歩いた
森の中どこまでも 地図にない小道を
空に響く鳥たちの声 騒ぎ立てる小さいいのち
山から吹く風に乗って とどいてくる夏のざわめき
何ひとつ変わらない 何もかもあの日のまま
ただひとつあなたがいない それだけが夢のよう
街の灯に迷い込んで さびしさにとまどう
どしゃぶりの雨の中 涙が止まらない
あなたのいない夜も朝も ひとりきりのこの部屋で
同じように生きている 私だけがいる不思議
あなたのいない今日も明日も 窓を開けて陽射し受けて
言葉のない風のように 夢のつづき探している
夢のつづき探している
秋のはじめ檸檬の木に 小さな実がゆれてる
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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