歌:氷川きよし
作詞:松井由利夫
作曲:水森英夫
筑波颪(つくばおろし)も 荒川土手を
跨ぎゃほぐれる 三度笠
顔も知らねえ 瞼の母に
もしも遭えたら 話しのつぎ穂
なんとつけよか なんとつけよか 忠太郎
おかみさん、どうしても倅とは、
忠太郎とは呼んじゃくれねえんでござんすね
母恋しさに流れ流れて幾年月
…あんまりじゃござんせんか!
渡世仁義の 切り口上は
恥の上塗り さらすだけ
せめてたよりは 親子の絆
どんなお人か ご無事でいてか
思うだけでも 思うだけでも 泣けてくる
こうして、両の瞼を合わせりゃ
優し笑顔がうかんでくらあ
もう二度とお目にゃかかりませんが
いつまでも達者でいておくんなせえよ
御免なすって
…おっ母さん
二束三文 草鞋の紐も
いちどこじれりゃ 捨てるだけ
花のこぼれ灯 水熊横丁
雪の引き幕 芝居ははねた
どこへ流れる どこへ流れる 忠太郎
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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